タガメクエスト~縄文の宴~ [食べちゃいました]
結局ボスキャラ、タガメ・ゲンゴロウの姿を見ないまま3日目の夜を迎えました。
本日のお宿は、今までとはちょっと違った趣向を凝らしたしつらえであります。
本日のお泊まりは高床式倉庫
もちろん中は空調完備の立派なお部屋であります。
お部屋は若干狭い?!
でも、寝室は別にあってツインとなっています。
お食事までちょっと時間があるので、周りをちょっと散歩してみました。
古代の神殿を模した建物。
高床式倉庫には二人しか泊まれませんが、ここなら6人まで宿泊可能。
周囲は田んぼに囲まれています。
ダンナ! タガメはおらんって~
こちらは本館建物。
本館はごくごく普通の旅館であります。お食事はこちらで~
さ~てと、お食事の前にひとっ風呂浴びましょうかね。
高床式倉庫宿泊者専用浴室
かけ流しの贅沢な温泉であります。
風呂から見た入り口はこんな感じ。
何かと凝ってますねえ
風呂の出入り口から見た高床式倉庫です。
そう、今日は古代をテーマにした宿泊施設で、古代料理をいただくというもの。
じゃ~ん!これが古代料理だ!
ちなみにダンナが着ているのが貫頭衣であります。
なになに?お品書きによりますと…
と心配しなくても、ちゃんとお店の大将が説明に来てくれます。
歴史の講義からですかい~
なんでもこの近くで弥生時代の青銅器が大量に見つかり、その遺跡にちなんでこの旅館を古代風に改造したのだとか。
大将直筆の絵が被せてあります。
さらには、古代の研究を重ねて古代料理を出すように…
本来は弥生の宴だそうな…
我らはインターネットで予約した時、縄文と弥生のオプションがあったので、
どうせなら古い方がいいでしょう!ということで縄文の宴を注文したのでした。
大将曰く、お料理は同じで器が違うだけ…
でも値段が違うのは何なんでしょうねえ??
縄文式土器利用料の方が高いのかな?? …なんで…
まあ、細かいことは抜きにして早速古代料理をいただきましょう!
まずは縄文土器で乾杯!
お箸は手作りだそうな。
あまりにも曲がりくねって使いにくい場合には…
普通のお箸も用意されています。
食前酒は黒米酒、蘇と呼ばれる黄味がかったものは古代ヨーグルト、さらには黍・粟の団子に稗を炊いたもの、四角いのは醍醐と呼ばれる古代チーズ、その横の野菜はスベリヒユ。
シカ肉の刺身、黒米と白米を炊いたもの、野菜の炊き合わせ。
大皿には魚介類がいっぱい!
あ、ダンナ! 貝はよろしくね~
猪と雉肉は串焼きに、目鯛は酢〆にして、そばがきは熱々をどうぞ!
…ってこんなに食べられへんってば~
さらに追い打ちをかけるようにお料理が運ばれてきます。
ご当地ものシジミ潮汁、むかごと鯛朴葉焼き、赤米雑炊…
だから食べきれないってば~
半分泣きそうになりながら、それでもどうにか一通りはいただいちゃいました。
ダンナはいつものごとく、腹一杯の酔っ払いとしてちょっと横になると…
じゃあ、私はまたまた夜の温泉を楽しんじゃいましょうかね。
だって貸し切りですもの…
夜はキャンドルサービスあり?!
お風呂に入るとお湯があふれて、このキャンドルを入れているガラスの器が揺られて石に当たってカランコロンといい音が鳴ります。
夜のサービスショット?!
でも怖かったのがこの鏡!
ちょうどこの鏡に反対側の窓が写るようになっており、外が暗いせいでその窓も鏡と同じ効果が…
鏡に映った私の顔が窓の鏡に反射されて、窓に人影が見えた時…
ホンマに心臓が止まるぐらいにびっくりいたしました
自分が写っているのだとは分かっていてもとっても怖いので、椅子の位置をずらして反対側の窓が写らないようにしてシャンプーする、暗闇怖いヨメでありました。
贅沢な温泉よね~
黒米入おかきと野草茶をどうぞ!
だから、食べられへんって…
ダンナが寝ている間、一人風呂を堪能し、テレビでも…
虎さんチーム勝ったぞ~
…と喜んでいるのもつかの間…ぎゃ~
おかきを狙って陸上のタガメ(?)がやってきました。
高床式倉庫って、ねずみ返しで撃退できないものもあるのね…
スリッパを武器にして陸上のタガメと一人闘う勇者ヨメがいたのでありました。
なかなかネタが豊富な旅ですね。
で、食事の量が多いのはよく分かりましたが、味の感想が見当たらないのはなぜ?…って聞かない方がいいのでしょうか?
陸のタガメの写真、ちゃんと撮っているところがさすがブロガー!
by Lionbass (2010-08-30 07:54)
ほんと、陸タガメの写真を撮れるなんて、ほんと勇者です!
この陸タガメの行く末は・・・!?
高床式倉庫、とっても素敵なので、機会があれば私もゼヒ旅してみたいです♪
旅日記、最終章まで楽しみにしています★
by ちょん (2010-08-30 13:12)
いろんな所があるもんですね。
こちらも楽しませてもらってます。
by masiko (2010-08-30 17:02)
ほんとにいろんなお宿があるもんですねぇ。
ひん曲がったお箸が可笑しいです(笑)
真っ暗な鏡、これは怖いですね~。絶対何か映ってそう(震)
by Duarte (2010-08-31 00:06)
う~ん、縄文式の宿...コンセプトはわかるし、大将の思い入れも感じるけど、ちょっと空回りしてしまう危険性が...
知らないところの夜の鏡は恐いです。できるだけ、目をつぶらないようにシャンプ-します。
by 雀翁 (2010-09-01 19:12)
Lionbassさん、お料理のコメントするの忘れてましたねえ。お味付けはよかったのですが、シカやイノシシはやっぱり獣の味わいでそれは好き嫌いの問題かと…
陸のタガメ…この子ならいつでも見つかるんですけどねえ(苦笑)。
by 青沢東(QMY) (2010-09-04 12:59)
ちょんさん、この陸タガメとは私はスリッパという武器を片手にかなり善戦したのですが、なにせ高床式倉庫は隙間が多く、陸タガメはその隙間に逃げ込んでしまいました。しかし、その後気を許して出てきておかきに登ったところでダンナに捕獲され、そのままお外に放りだされてしまったそうです。
by 青沢東(QMY) (2010-09-04 13:04)
masikoさん、ホンマに色々と趣向を凝らした企画があって楽しいですよ。猫ちゃんと一緒に楽しめる旅が企画されるといいですね。
by 青沢東(QMY) (2010-09-04 13:07)
noelさん、ナイスありがとうございます!
by 青沢東(QMY) (2010-09-04 13:08)
Duarteさん、ひんまがったお箸は半端なく使いにくいです。ダンナは、たとえ古代人であったとしてももうちょっとまっすぐな枝拾て使てたはずや!と豪語しておりました。
by 青沢東(QMY) (2010-09-04 13:11)
雀翁さん、目をつぶらないようにしてシャンプーしたら目にシャンプーが入ってよけいに見えなくなってしまいませんかね??私は目が悪いので、コンタクトレンズを外していたら何が写っているのかすらも見えず幸せだったのかも…(苦笑)。
by 青沢東(QMY) (2010-09-04 13:13)
今までのお宿もとっても素敵でしたが、こちらは面白いですね~♪
古代料理と聞いて、木の実をすりつぶしたものとか、雑穀とか質素なものかと思ったら、とっても豪華でびっくり!
話には聞いた事がある蘇とか醍醐のお味が気になります☆
「スベリヒユ」は今でも山形県では普通に食べられているらしいです~
by ぬれぴよこ (2010-09-05 13:20)
ぬれぴよこさん、古代料理がこんなにゴージャスだったかどうかはよく分かりませんが、とっても面白いコンセプトでした。醍醐は、トムとジェリーのジェリーが狙う穴のあいたチーズに似てるかな?
スベリヒユは山形県の常食なんですね。勉強になりました!
by 青沢東(QMY) (2010-09-05 14:21)
この旅、タガメより旅館選びの方が面白そうなのは
ダンナにはナイショでw
by へろーめ (2010-09-18 12:50)
へろーめさん、今回はちょっとこだわりのお宿をチョイスしてみました。これがなければヨメは黙ってついて行ったりはしてなかったかも…(苦笑)。
by 青沢東(QMY) (2010-09-18 23:51)