インドを知る [見ちゃいました]
研修初日は午後からのスタートです。
世界各国から何時間もかけてやってきた参加者に、インド市内観光が有料オプションとしてついています。
そりゃあもちろん参加しない手はない!ということで、ほぼ全員が参加することになっています。
と、その前に朝ごはん。
ビュッフェスタイルのごくごく普通の朝ごはん。
さすがにまだカレーはないようです。
朝食後受付を済ませます。
さて、空調つきを強調するバスで市内観光へレッツゴー!
ガイドさんの説明を受けながら、バスの中から市内を見渡します。
最初はニューデリーと呼ばれるイギリス人によって開発されたエリア。
道も広いし、あちらこちらに銃を持った人が立っていて、人通りもまばらであったりします。
大統領官邸
インド門
グリーンがとってもきれい! 緑が豊富でとってもきれいなところです。
それが、今度はオールドデリーとよばれる旧市街地へと入っていくと…
カオスとなっております。
無秩序に張り巡らされた電線。
あ~あ、もうちょっと考えてから実行に移そうよ。
狭い道には我先へと突っ込んでくる、人、人、人!
大きな観光バスはあっという間に狭い道で立ち往生してしまいます。
子供がバスを誘導?
危ないから!って言ってきくような様子はありません。
道の際では色んなものを売ってます。
果物でしょ
新鮮な鶏肉でしょ
そして、その誰もが大型バスがつかえてることなんかまるで気にせず、誰一人道を譲ろうとはいたしません。
ドライバーの助手が降りていって誘導して、ようやくこの狭い界隈を通り抜けることができました。
あ~、それでドライバーの横に必ずもう一人控えてるのね。
妙なところに感心しましたが、この道を抜けるのにゆうに30分はかかっております。
絵葉書100ルピー
バスを降りるとすぐに物売りの子供が寄って来ます。
その子供たちを掻き分けかき分けようやく目的地に到着。
赤い砦
ここに入る前には男女別れてセキュリティチェックを受けなくてはなりません。
必ず反応する金属探知機
じゃあ、最初から直接体に触れるだけでいいじゃん!
まあ、深く突っ込むのはやめましょう。
ガイドさんによる説明。
すると、インド人もなんだか知らないけれど集まってきて一緒に聞いてます。
装飾が剥がされて痛々しい…
こちらはまだ残ってますねえ。
中国でもそうでしたが、政治的な戦略で文化的な遺産が破壊されてしまうのは本当に悲しいことですね。
緑はいっっぱい残ってます。
きゃ~、りすもいるよ!
このリスもカレーを食べるんだろうか?
一通り見て回った後は再びバスに乗って移動です。
だから、ちゃんと並ぼうよ!
ひっきりなしにクラクションが鳴り響くデリーの街でありました。
さて、お腹もすいてきましたしお昼にしましょう。
お昼はもちろんカレー。でも、このカレーがかなりおいしい!
外人にも大うけでありました。
午後も観光は続きます。
またまた緑がきれいな公園の中にあるお墓。
こういうところで、ゆったりと本をよんですごせたら幸せだろうなあ。
インドらしい光景。
おお~!きれいだねえ。
またまたガイドさんの説明を受けて、その後は15分程度の自由行動。
狭い階段を上がっていくと…
当然のように棺が置いてあります。
そりゃそうでしょ、お墓だもん。
さあ、一通り観光は終わったのですが、お約束の場所がまだ一つ残ってます。
土産物屋と観光はセットだからねえ。
こちらも当然のように最初の言い値はボッタクリ!
さらに交渉を重ねるのには時間もかかります。
さっさとバスに戻ってしまう外国人達。
それを必死にひきとめようとするインド人達。
ふと外を見ると、子供達が食べ物をくれとアピールしています。
お腹を見せるのが基本なのね。
交通渋滞のため1時間遅れで観光終了。ホテルに戻って研修です。
2時間にわたり世界経済のトレンドと言うお題目でむっちゃテンポよく講師がしゃべります。
いつあてられるかヒヤヒヤしながらの研修が終了し、さあ晩御飯だ!
晩御飯は別のホテルのテラスでビュッフェ。
歓迎に赤い印をつけてもらいます。
赤い色は熱気を冷ますものなんだそうな。
落ち着いてリラックスできるようにとの願いがあるというが、赤い色って興奮する色かと思ってました…。
全世界から150人ぐらいが集まっての研修です。
お互いに話すチャンスがあまりないので、色々なゲームでコミュニケーションの機会を作ります。
仲間を探せ!
入り口で取ったカードを手がかりに、同じ仲間を探します。
私のはどうもU2のメンバーだそうで…。
無事メンバーが見つかりました!
パナマ人、日本人、プエルトリコ人、カナダ人のバンド結成!
カクテルパーティで一通りコミュニケーションをはかった後は、おしゃべりしながらのお食事タイム!
おお~!カレーもあるよ!
今回は、全世界のマネジャーが終結したとあって、興味はやっぱりいつ昇進するのかということ。
上が詰まってて昇進するのは難しいよね、とか言ってると、
重要書類をなくしてしまえばいいんだよ。
そしたら、その責任者が失脚するから席が空くよ!
と、冗談とも本気ともつかない話で盛り上がる全世界のマネジャーたち。
踊りのショウもあったりして…。
インドの夜はこうして更けていったのでありました。
なんだか、あんまり仕事(研修)という感じがしないんですが…。
インドに行きたくなってきました。
by Lionbass (2007-09-27 11:30)
有料かよ!なんてところにいきなりつっこんでしまった私でありますが。(笑)
しかし、街のごちゃごちゃした様子を見ておりますと、中国なんかぜんぜんましやん!と思ってしまいます。私はインドで生活してゆく自信がありません。
by (2007-09-27 14:08)
オ-ルド・デリ-の混沌ぶりが、とてもエネルギッシュいいですねえ。牛さんが歩いてないようですが?
by 雀翁 (2007-09-27 19:35)
カレー、新鮮な鶏だから美味しいのかな?
なにやら楽しそうで、いいなー。
by masiko (2007-09-27 22:54)
ほほぉ~噂通りすごい”混沌”という文字が似合う風景ですねぇ~
きれいな宮殿との差がまたすごい・・・
観光も堪能できてよかったですね!翌日からはみっちり研修かな?
頑張って下さい~
by huihui (2007-09-28 10:11)
Lionbassさん、インドなかなかよかったですよ。私はきっとはまってしまう口でしょうねえ。
by 青沢東(QMY) (2007-10-11 21:52)
サフランさん、大丈夫!サフランさんならどこでだって生活できますよ。それに、インドだってそんな悪くないと思いますよ。この混沌としたところが病みつきになると思いますよ。
by 青沢東(QMY) (2007-10-11 22:47)
雀翁さん、聞いたところによるとデリーでは今じゃあ牛は登録制になっているとか。昔は放し飼いにしてミルクだけいただいていたようですが、今はそうもいかないようですよ。登録されていない牛を放し飼いにしておくと肉屋に売り飛ばされるとインド人の友人が言っていたので、ヒンズー教徒は牛食べないから肉屋に持っていっても売れないんじゃない?ときいたところ、最近は価値観も変わってるから…とのことでした。インドも変わりつつあるんですねえ。
by 青沢東(QMY) (2007-10-11 22:51)
masikoさん、むっちゃ楽しいところですよ。ただ、この混沌とした中を歩いてないんですよね。歩いたらスリルいっぱいで、ホンマに楽しかったと思います。今度は一緒に行きましょか?(笑)?
by 青沢東(QMY) (2007-10-11 22:52)
huihuiさん、本当にニューとオールドの対比がすごいところでした。そして、それがとっても面白い!研修じゃなければもっとゆっくり楽しんできたんですけどねえ。…残念…。
by 青沢東(QMY) (2007-10-11 22:54)