いくつもの番号札を超えて… [振り返っちゃいました]
コウノトリさんはとりあえず来てくれると約束してくれたのですが、なにせ畑も卵も老朽化しているもんですから、遺伝子に異常が発生する可能性が異状に高くなっております。
検査の結果何らかの異常が発見されたら、コウノトリさんの招聘はやめておこう…それがダンナとヨメの最初からのお約束でありました。
2010年8月5日、クリニックでもらった紹介状持参で浪速大学附属病院へ…
やっぱり御侍史なんや…
この病院では、こういう紹介状がないと5,000円アップの超過料金が必要です。
ということは、町医者では診察できない難しい病気やけがの人が
こんなにたくさんいるっちゅうことなんですね。
まずは総合受付に行きます。
番号札をもらって書類をそろえます。
産婦人科に〇するのよね?!
待たされることしばし…番号が呼び出されます。
またしても渡される番号札。
これが、今日の私の番号らしいです。320番ね~
渡された地図を見て行きます。
…方向音痴のダンナは完璧に迷子になるな…
エスカレーターを利用しましょう!
産婦人科の受付に着きました。
必要書類を提出すると渡される問診票…
まだ書くことがあるんですかい?!
問診票を提出すると、検尿と血圧検査が待っています。
ここに出したらいいのね?!
提出すると、番号札が渡されます。
320番やなかったんかい~
52番はまだまだのようです。
大病院では当然のように待たされると聞いていたので、暇つぶしを持参。
DVDプレイヤー CDもOK!
落語でも聞いてリラックス~
しかし、この選択はあまり賢くはなかった…
初めて聞くネタなので、どこに笑いが仕込まれているかわからず、
思いがけないところで声を出して笑うおばちゃんが待合室に…
突き刺さる視線…あの人何笑てはるんやろう…
いっそ、イヤホンではなくスピーカーにしたら笑いを共有できていいのかしら?!
そんなこんなを考えつつ、CD2枚をほぼ終わるころ名前が呼ばれます。
…番号札はいったい何なん?!
予診室に連れて行かれます。
ここでは、さっき(だいぶ前?)に書いた問診票の確認が行われます。
…それだけ?! これってまだトリアージっちゅうもんちゃうん?!
2・3分で追い出され、今度は別の待合室で待つように言われます。
診察室前にステップアップ!
ゴールまではあともう一息か?!…と思いきや、ここでも待つこと30分…。
待ちくたびれてぐったり…まるで病人のように憔悴しきってます。
診察室では、説明書に従って若い先生が検査の説明をしてくれます。
42歳になると、ダウン症の子供が生まれる可能性が1.56%
その他の遺伝子障害の子供が生まれる可能性が2.38%
若い人なら0.03%ぐらいですから、それに比べるとかなり高いです。
羊水検査の結果流産する可能性が0.33%
ですので、検査のリスクよりも42歳であることのリスクのほうが高いですね。
先生! せやから朝から2時間以上も待ってここに来たんですわ…
羊水検査のほかにクアトロ検査というのもありますが、
これは確立しかわかりませんので、確実なのは羊水検査です。
先生! それもわかってここまで来てるんですわ。
それに、確率っちゅう字間違うてますけど…
心の叫びはあえて声には出さず、一通りの説明を聞くのが一番効率的かと…
妊娠16週にならないと検査できないので、8月20日に検査予約を取りました。
その後、別室に連れて行かれて検査当日の諸注意を受けます。
当日は半日入院となりますので、昼食がでます。
お箸とコップは忘れないように持ってきてください。
ええ~?!入院ですか?! えらいたいそうなんですねえ。
お昼食べずに帰るっちゅうわけにはいかんのですか?
昼食がつかないと入院扱いにはならないんです。
はあ~ なんか本末転倒な気もしますが、
まあとにかくお箸とコップがいるんですね。
やっぱりおとなしく説明を一通り聞くのが効率的だと思いました。
朝8時半から並んで、ようやくお昼前に解放されました。
料金待ちの長蛇の列…
マジですかい…
並んでまた番号札をもらいます。
会計してくれるんちゃうんかい
ここでは、書類を提出するだけ。お会計ができたら番号がモニターに出てきます。
5637番…飛んでるやん!
まあ、そういうこともあるでしょう 気長に待ちますか~
なんで5637番はまだなん?
入院扱いにするために昼食も食べて帰るって言うたのに、まだなんか問題あり?!
ほ~っ やっと準備できたみたい…
ほんでまた並ぶんかい
幾重にも折り重なった列の向こうにあるものは…
お会計マシーン
使い方がわからない人のために、係員がついています。
…ほんなら、その係員がお会計したら済むことちゃうんかい
まあ、クレジットカード払いやデビットカード扱いに対応するにはこの
お会計君が便利なんでしょう。
いくつもの番号に翻弄された半日でありました。
私が検査のために行く病院では、番号札は会計とお薬の2種類だけですね。
自動精算機のところに係がいるのは同じですが、1台に1人いるわけではないし、年配の人も多いので仕方ないかと…。
ところで「御侍史」って何と読むんでしょう?
思わず調べましたが分かったような分からないような…。
by Lionbass (2010-12-12 07:06)
Lionbassさん、私も詳しいことはわかりませんが、「おんじし」とでも読むのでしょうか?御と侍史で二重敬語になっているようです。類義語に、御机下というものもあるようです。医療業界の慣習のようですね。知人の薬剤師に聞いただけなので…。
by 青沢東(QMY) (2010-12-12 07:43)
子供の遺伝子の検査には、親の我慢強さも関係するのでしょうか。どこまで待たされると切れるかを計測してたりして...
それにしてもCD2枚(って1時間半?)は長い。よく頑張りました、花丸。こう待たされると、なつかしい「ぜんざい公社」を思い出します。
by 雀翁 (2010-12-13 13:10)
雀翁さん、親の我慢強さは何番目の遺伝子に組み込まれているんでしょうねえ。CD2枚分は基準クリアでしょうかね(笑)。花丸ありがとうございます!
そういえば、ぜんざい公社も途中で健康診断を受けさせられたりしてましたよね。もちを焼かないで食べるなら健康診断が必要だって…(笑)。
by 青沢東(QMY) (2010-12-13 23:17)
noelさん、ナイスありがとうございます!
by 青沢東(QMY) (2010-12-16 08:34)
大学病院ってところは変わりませんなぁ。
もう少し効率的にならんもんなんでしょうねぇw
by へろーめ (2010-12-16 19:29)
へろーめさん、効率化を目指すにはそれなりのインセンティブがないと人は動きませんよね。かといって、数をたくさんこなしたほうが給料がいい!とかになると手抜き診療とかの問題にもなりかねませんし…難しいもんですなあ。
by 青沢東(QMY) (2010-12-17 08:55)