SSブログ

甥っ子とお留守番 [考えちゃいました]

日曜日、ダンナは父ちゃんとおっちゃんと兄ちゃんと意気揚々と釣りに出かけました。

連日の飲み会と早朝からの移動で疲れ果てたヨメは、おうちで甥っ子とお留守番することにしました。

 

 

 おとなしく遊んでいる甥っ子

しめしめ!この隙に隣の部屋のホットカーペットの上で寝てようかなともくろんでいた私ですが…。

 

あちゃ~

 

ぬくぬくのホットカーペットの上は、従兄弟の息子がブロックを広げて遊んでおりました。

じゃあ、大人はこれで遊びますか。

 ネットサーフィン

ブログも放ったらかしですからねえ。

この時間を利用して何とかしたいなあ…って…

 

こら~!お子ちゃまたち、力いっぱい走り回るんじゃあない!

 

まあ、3歳児二人と5歳児一人の男の子が集まれば多少の

やんちゃくれは仕方ないんでしょうなあ。

私とて、自分の子供がいないとはいえ大人ですから、ガキンチョお子様がはしゃいでいるのを目くじら立てて怒るようなことはいたしません。

でも、でも、でもね…

 

危ないことは危ないと教えてあげないと

 

 

最初、甥っ子は隣の部屋で風船で楽しく遊んでいただけでした。

でも、彼が風船を持ち込んできたこっちの部屋にはストーブが置いてあります。

 

ストーブの近くで風船で遊んだら危ないからダメです!

 

おばちゃんに叱られてすごすごと出て行く甥っ子。

それからしばらくして、また風船を持ってこっちの部屋に入ってきた甥っ子。

 

なあ、さっきQMYちゃんなんて言った

二度目の仕業に、さっきの注意が通じていたのか甥っ子に詰め寄るおばちゃん。

するとどうでしょう!甥っ子ときたら目をそらして私の話を聞くそぶりも見せません。

それどころか、暴れまくって泣き喚きます。

 

あのなあ、悪いけどQMYちゃんはそんなに甘くはないで!

完全に動物と化した甥っ子を外に連れ出して何が悪いことなのか自分の口で言えるようになるまで詰め寄ります。

 

…風船で遊んだらダメ…

甥っ子がついに諦めて口を割りました。

違う!風船で遊んでもいいけど、ストーブの前で遊んだらダメ!

やっぱり甥っ子は何を言われていたのか聞いていなかったようです。

もう一度何がダメなのか言わされて、ようやく怖いおばちゃんから開放された甥っ子。

 

QMYちゃんなんか大嫌い!

 

あ~、嫌いで結構さ。

ストーブで風船が割れるぐらいならまだしも、風船に夢中になってストーブで火傷させるぐらいなら嫌われたほうがいいさ。

…私もあまり大人げがあるほうではないかもしれませんが…

 

 

かなりこっぴどく叱られてしばらくは近寄ってこなかった甥っ子ですが、それからまたしばらくして、今度は風船を手に持って、しかも私の顔を見ながら、まるで私を試すかのようにこっちの部屋に入ってきます。

そして、こともあろうに私の顔を見ながら風船で遊びだしました。

 

お前!確信犯やな~!

 

甥っ子は、何があかんか分かっていながら、人を試しているのです。

このままだと、甥っ子はこいつにはわがまま言ってもいいのだと勘違いします。

 

甥っ子を外に連れ出して、なぜ分かっていながらダメだといわれていることをするのか問いただします。

泣いて、暴れて、抵抗する甥っ子。

 

あんたに言うとくけど、ダンナとヨメはしつこいからね。簡単には諦めへんよ。

 

長期戦を覚悟するおばちゃんと、必死に泣き叫ぶ甥っ子。

どんなに泣き叫んでも助けが来ないことが分かったのか、しばらくするとポツリポツリとおばちゃんの質問に答える甥っ子。

 

…だって、風船で遊びたいもん…

風船で遊んでもいいけど、ストーブの前だけはあかんって言うたやろ。

…だって、遊びたいもん…

せやから、隣の部屋で遊びなさいよ。なんでストーブのところにくるの?

…だって、ストーブ、風船…

何が言いたいのか分からへんわ。ちゃんと分かるように話なさいよ。

…だって、QMYちゃん嫌い…

それと、風船とストーブとどういう関係があるの。

…だって、僕が遊びたいもん…

遊んだらあかんて言うたか?ストーブの前だけあかんのでしょ。

…だって、だって、やりたいの…

 

う~ん、3歳児言葉を使っての対話には無理があるのか

やりたい放題やってもいいと思い込んでいるとしか思えない甥っ子に、どうしたら世の中のルールを教えることができるんでしょうか?

子育てをしたことのないおばちゃんには摩訶不思議な世界であります。

とりあえず、甥っ子はこの理詰めで責めてくるおばちゃんから逃れるために、ストーブの前では風船で遊ばないことを約束したのでありました。

 

とりあえず分かったのかそれでも分からんのか…

 ご飯のときはおとなしいねえ。

ホンマ、子供を育てるのって大変なんだなあと痛感したのでありました。


nice!(2)  コメント(10)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 10

Lionbass

「親戚の子供を叱る」っていう機会は減りましたね。
「他人の子供を叱る」ことはさらに少ないかもしれません。
(ときどき、電車の中などでよそのガキに怒ってますが…。)
by Lionbass (2008-02-17 18:57) 

Duarte

うちの息子はまだおむつもはずれないうちから保育園に預けられ、一番初めに覚えた言葉は「おっかあ」でも「おっとう」でもなく、「アカン!」でした。毎日”アカンこと”ばかりしてたんでしょうねえ。ちゃんと叱ってくれた周りの人たちのおかげで、なんとかかんとか人間として育つことができたんでしょうなあ。なんせ、親は犬を育てるように育ててしまいましたからねえ。
by Duarte (2008-02-17 22:38) 

Lionbass

横レス失礼します。
我が家の娘は、神戸で生まれ、2歳になる直前まで神戸に住んでましたが、やはり「アカン」としゃべってました。
覚えやすいんですかね…?
関東に引っ越して、すぐに忘れてしまいましたが…。
by Lionbass (2008-02-18 16:45) 

青沢東(QMY)

Lionbassさん、人を叱るって難しいですよね。特に、最近の子供ってどうやって取り扱っていいものやら…。これで自分のところに子供でもいたら、本当にどうしたらいいんでしょうか…。むちゃく先生にお手紙でも書きましょうかね。
by 青沢東(QMY) (2008-02-20 00:25) 

青沢東(QMY)

Duarteさん、Dear my friendで感じたことは、なんて立派なご子息様だこと!子供は親の背中を見て育つといいますからねえ。前向きなご両親の背中を見て、人を取りまとめることのできる明るいご子息が育たれたんでしょうねえ。私は非常に心の狭い人間なので、私の子供に生まれたらその子はかなり大きなハンデを背負っているんでしょうかね。でも、そのハンデを乗り越えて、立派になって欲しいものです…って、子供おらんけど(笑)。
by 青沢東(QMY) (2008-02-20 00:31) 

青沢東(QMY)

Lionbassさん、アカンって覚えやすい言葉なんでしょうかね。ということは、よく似たオカンも覚えやすいということで、オトンはちょっと覚えにくい…やっぱりお母さんは偉大だあ!(笑)!
by 青沢東(QMY) (2008-02-20 00:32) 

ぬれぴよこ

甥っ子ちゃんにとってはいい経験になったと思いますよ~

最近は自分の子供ですら、ちゃんと叱れない親も多いと感じている今日この頃、
毅然とした態度で子供に接したQMYさんは素晴らしいと思います。
by ぬれぴよこ (2008-02-20 23:05) 

Duarte

やはり「アカン」は覚えやすいし、聞き取りやすいんでしょうか。
犬でも「ア…」、「カ…」、「ハ…」とかで始まる名前を付けてやると、犬の方でも聞き取りやすいので躾もしやすくなるらしいですしね。「アカン」という名前が案外いいかも…。
青さんの手にかかれば、甥ごさん、オモロイ大物に育つと思います(オモロイは余計でしたか)。
(私の作文を最後まで読んで下さったんですね。どうもありがとうございます)
by Duarte (2008-02-24 16:49) 

青沢東(QMY)

ぬれぴよこさん、自分にも子供がいればどうするべきか自信ももてるんでしょうけど、いかんせん自分にはいないもので、はたしてどうしたらいいものか…。でも、自分が叱られて今に至った分、ちゃんと次の世代にも伝えておかねば…しかって育ててくれた周りの人たちの思い、ちゃんと生かしたことにはならないかもしれませんね。
by 青沢東(QMY) (2008-02-29 22:35) 

青沢東(QMY)

Duarteさん、アカンはペットの名前にいいんでしょうかね。かつみもこんどからアカン襲名してみましょうかね(笑)。
うちに息子がいればオモロイやつになることは間違いないかもしれませんね。…でも、ダンナみたいな妙な男二人相手に私は太刀打ちできるのでしょうか…すっごく不安です(笑)。
by 青沢東(QMY) (2008-02-29 22:42) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

早いものでもう1年釣り人の楽しみ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。