あ~、極楽、極楽! [やっちゃいました]
火曜日はちょっと遠出をしようとそもそもはもくろんでいて、香港かマカオかとも思ったんですが…。
よ~し!行ったことないし温泉にしよう! お気楽な私はとっても安易に決めちゃいました。
と、その前に事務所の親友と飲茶をしましょう!
彼女とは広州初日に火鍋を食べに行って、その後お嬢さんを連れて
二胡の演奏会にも来てくれました。
そして、何を隠そう今回の温泉旅行を教えてくれたのが彼女でした。
テーブル一杯の点心
この日の午後から北京に出張する彼女は、午前中半休をとってきてくれました。
ホンマになんていい人なんでしょう
広州名物も教えてくれます。
これは子供が生まれた後に振舞われる料理で、豚足を甘酸っぱく煮込んだものです。
とっても酸っぱい!という広東語がいいお孫さんという発音と同じことから縁起物として食べられるようです。
さらに、出産後のお母さんの滋養にもいいとか。
そして、これもなかなか珍しい
胃袋の盛り合わせ。
豚とお魚の胃袋を煮込んだものです。
ぐびんぐびんの歯ごたえがグッド!
お茶をいただきながら飽きることなく2時間しゃべり続けておりました。
彼女をタクシー乗り場までお見送りし、さて本日のメインイベントである
温泉旅行に出発しましょうか!
おや?右のデカイ人影は
香港からサフランさんが出張ってきてくれました。
旅は道連れ…車で小一時間の旅でありますが…
車中爆睡
走り出して5分もたたない内に夢の中を漂流する私。
もう着いたの
途中全く起きることなく目的地に到着しておりました。
親友お勧めの温泉場。
中国の温泉の中ってどんなところか興味津々
まずはロッカールームからご紹介!
結構きれいでしょ?
入り口で入場料を払うと腕につける鍵を渡してくれます。
この鍵が接触式になっていて、私の持っている鍵と服務員が持っている鍵と両方がないとあかない貸金庫方式になっています。
バスタオルも貸出OK!
さらに、温泉の脇には変えのタオルが置いてあり、いつでも新しいタオルが使えます。
いいサービスじゃん
湯上りにお水を入れてくれたりと、至れり尽くせりのサービスであります。
あ~、極楽!極楽!
日本のヘルスセンターより開放的だし、垢抜けてるよねえ。
真ん中には波立つプールも設置されており、週末はお子様でにぎわってるんだろうなあ。
浮き輪の貸出もあり、ホンマ家族連れで丸1日楽しめる場所であります。
中にはちょっとしたレストランもあり、その横では温泉卵を作ってたりします。
おお~ 鶉の温泉卵とは珍しい!
必死になって小さな小さな卵の殻をむく負けず嫌いの2モンキーズ。
できた
小腹もすいてきたし、ちょっと休憩しときましょか
風呂上りのビール最高
ビールを頼むとサービスです!とサンドイッチと
コーヒー牛乳、スイカがもれなくついてきます。
う~ん、これは改良の余地が…
見るからにパサパサのサンドイッチには、カスタードクリームだか蜂蜜だかよく分からないものが塗りこまれておりました。
ここは鶏肉の蒸焼が有名。
でも、注文してから出来上がるまで1時間半もかかると言うのであえなく断念
しかし、そのミッキーマウスはロイヤリティ払ってるか
ここいらあたりが中国らしくて大好きなんですよね。
色々な温泉が用意されているわけですが、中にはこんなものもありました。
日本の湯とかかれた門を入ると、そこには男湯と女湯とに分かれた小部屋が…
混浴じゃないのは日本だけなんですねえ。
そういえば、この間英会話の先生が、日本のお風呂を男湯と女湯に分けたのはアメリカ進駐軍だとか言っていたが、すっかり日本に浸透しちゃってますねえ。
泡風呂もあって気持ちいい~
そしてお約束のオブジェを使っての記念撮影。
まっとうには撮れんのかい
一通りお風呂を堪能し、次はさらなるアクティビティが待ってます。
ラフティング
漢字で書くとなんか迫力に欠ける気がするのは私だけでしょうか
温泉宿からバスに乗って山の頂上まで上っていきます。
バスに揺られること10分
到着です~!
とはいえ、この先歩いてボートのところまで行かなければなりません。
急な階段を下りること15分、ようやく船着場に到着しました。
荷物はビニール袋に入れるようにと言われ、ゴミ袋のようなビニールに入れていると、係員が
そんなんじゃあダメダメ! 何重にも重ねなきゃ!
とゴミ袋3枚重ねにしてくれました。
一体どんなアドベンチャーが待っていることやら?
準備ができたころ、突如ごごごご~~というものすごい音がしてきました。
水門開いたな
アクティビティのために水門を空けたり閉めたりするあたりもなかなか中国らしくて大好きだなあ。
さて、いよいよスタートです。
男女ペアでないとあかんらしく、サフランさんとダンパンさんが同じボートに乗り、私は日中友好の架け橋となるべく中国人の女の子と一緒に乗り込みました。
最初は二人ともどうしていいのかわからず、お互いが勝手にオールで漕ぐもんだからボートが
回る、回る。
そして、係員に誘導されて急流のところで全身水浸し
ギャ~~~~ めっちゃおもろい
急流のとりこになった私は、次の流れにいかに早く乗れるか必死になって漕ぎ出します。
そして、ついにはパートナーの彼女との呼吸もぴったり!なんと最後のスタートだったにもかかわらず最初にゴールインしてしまいました。
日中友好の記念撮影 係員もノリノリ
あ~おもしろかった
ちなみに、サフラン・ダンパンペアは、サフランさんが全く漕がないという作戦か単なる役立たずなのか…
チームジャパンは2位の結果となりました。
再びバスに乗って温泉宿に戻ります。
冷えた体を再び温泉で温めて…あ~極楽~極楽~
シャワールームも完備!
あの~、申し訳ございませんが、更衣室での撮影はご遠慮ください。
服務員にまたまた注意されてしまいました
広州に戻る車の中で、サフランさんが持ってきてくださったバナナを頬張る我等。
バナナはおやつに入りません!
こんなにおいしいバナナを食べたのは生まれてはじめてかもしれん…
お昼にビールと鶉の卵を食べただけだったのでお腹がすいてすいて…
思わず涙ぐんでしまいました。
夕方のラッシュにもかかわらず無事広州市内に戻ってまいりました。
サフランさん、お疲れ様でした!
香港に戻らなければならないサフランさんは、電車の駅へと向かわれました。
そして、我等2モンキーズは広州の総経理のご招待でちょっとおもしろいところでの夕食会が待っております。
おお~ かなりおしゃれな作りですねえ。
九州出身のシェフが1年前にオープンした隠れ家的レストランで、メニューはなく、お客様がどんな人を連れてきたかによって出すお料理を決めてくださるんだとか。
我等も全員が日本人であるかどうか聞かれちゃいました。
お料理は1品1品出てくるフレンチスタイル。
バリウマのお料理の数々に感動しまくりの2モンキーズ。
まさかこれほどまでの本格的洋食が広州でいただけるなんて!
あんまりおいしいんで、思わずお料理は我等だけで独り占めして、写真公開はしないでおこうかなあ
この広州の総経理とは、敦煌からトルファンまでのシルクロードの旅で寝食をともにした間柄なんです。
とっても素敵でダンディーな総経理!
そのときのメンバーのほとんどが帰任してしまいましたが、また遊びに来ますのでそのときはよろしくお願いしますね。
思い出の1ページ
シェフノリノリやし…
急にご連絡差し上げたにもかかわらず、こんな素敵なお店にご招待いただいて本当にありがとうございました。
総経理にホテルまで送っていただいて、その後2モンキーズが向かった先は…
フットマッサージ!
今回は足の爪きりと角質とりまで頼んじゃったよ~。
中国を骨の髄まで堪能する2モンキーズでありました。
あの後食事、さらにはフットマッサージですか!
たいした体力やなあ・・(驚)
by (2007-09-23 20:11)
サフランさん、そちらこそ朝早くから香港から広州までお越しいただいて、ハードスケジュールのあとまた香港に戻られたんですからたいした体力です。ホンマ、色々とお世話になりありがとうございました。
by 青沢東(QMY) (2007-09-24 18:09)
結構長く生きていますが、「鶉の温泉卵」ははじめてみました!(笑)
「ラフティング」も「温泉漂流」と表記されると、なんとなく私にも出来そうかも!?と思ってしまいます(^^ゞ
by ぬれぴよこ (2007-09-25 23:01)
ぬれぴよこさん、鶉の温泉卵って面白いでしょう?でもねえ、むっちゃ剥きにくいんです。なんかサルがラッキョウを剥くようにムキになってしまいました(笑)。
温泉漂流とかかれると、温泉卓球みたいで浴衣で楽しめそうですよね(笑)。
by 青沢東(QMY) (2007-10-01 21:38)