コウノトリさん、いらっしゃ~い [振り返っちゃいました]
以前は移植しても、卵が浮いている間は影響なし!と信じて、飲んだくれるは、テニスはするはのヨメでありましたが、今回は移植の後心を入れ替えた私。
お酒を絶ち、テニスもしばらくお休みすることにし、検査薬も事前に用意してコウノトリさんの訪問を待ち構えておりました。
そして、2010年6月1日、前日までに月次報告はありません。
ついにこれを使う時が来たのね!
検査前は何の反応もありません。
窓の一つが検査終了を知らせるもの、そしてもう一つが結果を知らせるもの。
両方に線が出てきたたら当たり!です。
ドキドキドキドキ…
きた~
99%以上の確率で当たりだとパッケージには書いてありますが、
コウノトリさんには裏切り続けられてきただけに、今一つ信用できません。
たまごの専門家は6月7日に来いと言いますが、それまで待てん!!
別の試薬でも見てみよう…
やっぱり当たり?!
それでもまだ信じられないダンナとヨメでありました。
2010年6月7日、たまごの専門家による判定を受けます。
赤ちゃんが入る袋が見えます
おめでとうございます! 2月3日が予定日となります!
おお~!やっぱり当たりだったのね
今にも踊りだしたくなるような気持ちを抑え、専門家の話を聞きます。
もしかしたら双子さんかも…
ええ~?! それはラッキー!!
一粒で二度おいしいということですか?!
舞い上がるヨメでありますが、後日双子ではなかったことが判明。
ちょっと残念でありました。
たまごの専門家によると、まだ全体の10~15%は流れてしまうらしいです。
それが、心拍が確認されると3~5%に減少するらしいです。
畑も製造工場も老朽化している我々の場合、異状が見つかるリスクもあり…
まだまだ公表できる状態ではありませんでした。
誰にも言えないまま、専門家の言われるがままに準備を進めます。
まずは生むところの確保。
世の中は少子化だ!と子供の数の減少を嘆いているにもかかわらず、
その子供を取り上げてくれる場所を確保するのが大変だそうな。
奈良あたりでは病院をたらい回しにされたケースもあるし、
とにかく早急に病院確保が必要だそうな。
超高齢出産のヨメの場合、大きな病院も一つの選択肢なのだが…
仕事をしながら通うにはちと不便…
たまたま近所に人気のクリニックがあるし、そこに行ってみましょう!
でもそこは人気のため、6週目でもいっぱいですと断られたケースもあるとか…。
とにかく急いで確保しなければ!!
6月9日、クリニック訪問…
人気店(?)だけあって、駐車場は満車でした。
問診はコンピュータ相手…
順番もスクリーンに出てきます。
なんか近代化してるなあ…
でも、診察台は変わらんなあ…
ここでも判定が行われ、赤ちゃんの袋も確認されました。
やっぱり当たりやったんや…ってまだ半信半疑のヨメ。
平成23年2月3日の分娩予約を取ることができました!
6月13日に心拍も確認できたし…
ふ~ これで一安心 …と落ち着いてはいられません。
母子手帳をもらって来な!
ホンマ、役所ってなんで平日の昼間しかやってないんでしょうねえ。
半日仕事を休んで行ってまいりました。
これはまだ必要ないんですが…
この割引券がいるんです!
初回7,180円、その後13回2,500円の補助が受けられるんだそうな。
保険が効かないので、この補助はありがたい限りであります。
ちなみに、役所の近所で見つけたこの看板…
アリババと読むらしい…
母という字に敏感になるヨメ これが母性かしら…って違うなあ…
2010年6月27日、いよいよたまごの専門家のもとを
卒業する日がやってきました。
思い起こせばほぼ1年前、もちは餅屋や!と訪問して以来、
まさか本当にこうやって卒業できる日が来るとは思いもしませんでした。
院長先生!ありがとうございました!
背の高いお姉さんが卵を育ててくれたお母さん?!
本当にお世話になり、ありがとうございました。
祝卒業!花束をいただきました。
本当に色々な人のおかげで、とりあえずここまでたどり着くことができました。
しかし、これからが長い道のり!
まだまだ予断を許さない6月の出来事でありました。
感動的です。
あらためて、おめでとうございます。
あっけらかんと楽しく書かれていますが、やった人でないとわからないたくさんの苦労をされたのだと思います。
2月3日が待ち遠しいです。
身体を大事にしてください。
by 雀翁 (2010-12-09 08:38)
改めて、本当におめでとうございます!
昔は、「子供を授かり、産む」ということはごく当たり前のことだと思っていたけど、これって奇跡の連続なんですよね。
今は動き回る息子を、毎日ヘトヘトになりながら追い掛け回していますが、青さんのブログを読んで、「大切な命を与えてもらった」ということを改めて感じ、こうして元気に動き回る後を追いかけられるのも、やぱり奇跡の延長にあるものなんたな、と思いました。
青さんのベビちゃんに会えることを、首をながーくして楽しみにしています!
by ちょん (2010-12-09 09:24)
おお、おめでとうございます…ってこのエントリーに対して言うのも変ですが…。
やっぱり心を入れ替えたのがよかったんでしょうか?
by Lionbass (2010-12-09 11:48)
涙の卒業式…うるうる、ちょちょぎれるやないですかー!
でも、そのすぐ上にある「有母゛」で思い出し笑いしてしまい、全然「カンドーの…」じゃなーい!
何はともあれ、ここまでくるのも大変なご苦労だったわけですね。
恐らく、ブログの読者の方々がみんなベビーちゃんの伯(叔)父・伯(叔)母の気持ちになってますよ。
by ぞんいえ (2010-12-09 21:41)
雀翁さん、私はかなりラッキーなほうだったのだと思います。超高齢だったにもかかわらず、わずか1年ぐらいの治療でとりあえずは卒業できたのですから。2年も3年もかけて治療されている方のご苦労と比べたら、かなり軽いものだったのかもしれません。
by 青沢東(QMY) (2010-12-10 06:37)
ちょんさん、本当にそう簡単に子供って授けてくださらないのが現実ですよね。おそらく私も、最初はまだ心の準備が出来とらん!とコウノトリさんからおしかりを受けていたのだと思います。ちゃんとお酒もやめて、初期にはおとなしくしているという気構えができて初めてコウノトリさんからのお許しが出たのかもしれません。
作るよりも、育てるほうがもっともっと大変になるかと思いますので、今後よきアドバイスお願いします!!
by 青沢東(QMY) (2010-12-10 06:40)
Lionbassさん、心を入れ替えることは重要なことかもしれません。よく、必死になって治療しているときはまったく結果が出なかったのに、あきらめて自然にしていたらできた!という話を聞きますが、やっぱり心に余裕がないと子供って授けてくれないのかもしれませんね。
by 青沢東(QMY) (2010-12-10 06:42)
ぞんいえさん、ホンマに感動の卒業式でしたよ。この人が卵を培養してくれた人ですと紹介されたとき、思わずチューしちゃいそうになったぐらいですもん。
お酒解禁となった暁にはアリババ探検いってみたいっす。
みなさんに応援されて、ジュニアは幸せ者ですね。あ、お腹の中で喜びの踊りを踊ってるみたいです(笑)。
by 青沢東(QMY) (2010-12-10 06:48)
感動しますね。
改めて、ほんと良かった。おめでとうございます。
by noel (2010-12-10 10:06)
noelさん、ありがとうございます。アトム母の先輩として、今後ともよろしくご指導お願いいたします!
by 青沢東(QMY) (2010-12-10 22:32)
おめでとうございま~す!
感動です!
院長先生や、卵を育ててくれたお姉さんたちもとっても嬉しかったと思います☆
by ぬれぴよこ (2010-12-12 22:09)
ぬれぴよこさん、ありがとうございます!
院長先生や、診療部長、その他卵を育ててくれたお姉さんや注射をしてくれるたびに「いい出会いがありますように」と祈ってくれた看護婦さん、採卵の時にギュッと手を握ってくださったお姉さん等々、本当にお世話になった皆さんに心からありがとうと言いたいです。
by 青沢東(QMY) (2010-12-13 23:05)
今時は分娩まで予約が必要なんですなぁ。
ほんま、世知辛い世の中やなぁw
by へろーめ (2010-12-16 19:18)
へろーめさん、分娩予約には予約金5万円が必要なんですよ!予約だけ撮りまくる不貞輩を排除しようということなんでしょうかねえ。ホンマ世知辛い世の中になってしまいました。
by 青沢東(QMY) (2010-12-17 08:57)