かつみありがとう~大人篇 [泣いちゃいました]
初代かつみから命のバトンを受け取った二代目かつみとともに、女子大生は女会計士に成長していきました。
その二人の前に現れたのが、あいつだったんです。
あいつは会計士と同期入社でありました。
週末になると、試験勉強だといいつつかつみと会計士が暮らしている部屋にあがりこんできたあいつ。
昼飯をくらい、腹がいっぱいになったと言っては昼寝を決め込み、目が覚めるとかつみに
ちょっかいをかけ、飽きると晩飯をかっくらって一服していたあいつ。
…一体何しに来とんねん
そんなあいつがまさか会計士のダンナとなるとはかつみは夢にも思わなかったことでしょう。
しかし、かつみはとっても大人の猫なんです。
そんなダンナと話し合い、どうにか折り合いをつけたようです。
平成10年7月1日、かつみとダンナとヨメの新しい生活が始まりました。
ダンナはまずはじめが肝心!とばかりに、かつみとのビミョーな立場上の上下関係を必死になって構築しました。
大人のかつみはダンナのわがままを広い心で受け止めました。
ダンナの趣味も理解しました。
言われるがままに飛びもしました。
いじめっ子のダンナと、従順なかつみの構図が出来上がったころ、ヨメはかつみとダンナを置いて、自分の夢をつかみに中国へと旅立っていったのでありました。
同じ境遇に置かれたかつみとダンナ。
きっと彼らには語らずとも通じる男同志の何かを感じ取ったのでありましょう。
ヨメが中国にいた3年間、結構男同志うまくやっていたようです。
ただ、いつまで待っても帰ってこないヨメを思うとやり切れない夜もあったかもしれません。
ストーブのぬくもりが…
かつみとダンナは、いつしかヨメがいない生活を受け入れていました。
トイレが多少汚れていても辛抱することを覚えたかつみ。
お水が入っていなくても、台所のたまり水でのどの渇きをいやすかつみ。
何気にわいた小さな虫たちとも共存するすべを学んだかつみ。
自分で食べたいものを作るようになったダンナ。
乾燥機をたんす代わりに使うことを覚えたダンナ。
家の中で唯一反応するかつみととことん語り合うようになったダンナ。
しかし、ついにヨメは帰ってきました。
平成18年7月31日、ダンナに収容されてヨメはゲルマン大阪に再び舞い戻ってきたのでありました。
狂喜乱舞するかつみ。
これで猫として文化的最低限の生活が保障される!
ダンナにひげを切られることもなく、尻尾をつかまれることもなく、
ヨメを枕にしてで朝までゆっくり眠れる…
そんな王様の生活を夢見ていたかつみの前に、またしても現れたライバル…
平成20年5月31日、かつみとダンナとヨメの3人暮らしに新しい家族が増えました。
三代目登場!
ダンナもたいがいやんちゃないじめっ子でしたが、三代目はホンマものの
やんちゃくれ。
先輩としての威厳を保たねば…
大人の猫を振舞っていたかつみですが、なにぶん高齢…気苦労がたたって…
さて、かつみはこの危機を乗り越えられるのか
三代目との折り合いは大人の話し合いでなんとかなるものなのか
次回に続く…
こうして歴史を紐解いてみると
二代目の苦労が・・・・・・・(T_T)
by へろーめ (2009-10-29 11:06)
そうですか…。
週末になると上がり込んでたんですか・・・って、反応するのはそこじゃない!?
by Lionbass (2009-10-29 15:38)
前記事では挨拶もせずに失礼しました。
お久しぶりです。
ダンナ様、へこたれれいるのでは?
ヨナにカープのユニホームを着せてみたい。
by masiko (2009-10-29 21:52)
Duarteさん、ナイスありがとうございます。
by 青沢東(QMY) (2009-11-03 19:52)
Lionbassさん、結婚前の試験勉強期間、ダンナはヨメの実家を図書館代わりに週末になるとあがりこんでおりました。そして、かつみに向かって真剣に理論をぶちまけておりました。おかげで、かつみが賢くなって…(笑)。
by 青沢東(QMY) (2009-11-03 19:56)
masikoさん、ダンナもヨメもへこたれております。そして、ダンナはなぜか昨日から熱があり、体がだるいと言い出して…これって流行りのインフルエンザ?寝室に隔離いたしました。
by 青沢東(QMY) (2009-11-03 19:58)
へろーめさん、順番間違えてしもうた!ごめんなさい!!
ホンマに振り返ってみると、かつみはダンナにいじめられて、それにひたすら耐えていたような…でも、一番の試練は3年間もその状態にしたヨメのせい??ごめんなさい!!!
by 青沢東(QMY) (2009-11-03 20:00)
maboさん、ナイスありがとうございます。
by 青沢東(QMY) (2009-11-03 20:01)